足場組立工事とは、足場の無いところに足場を組み、どんな場所であっても、業者が安全に、かつ作業をしやすくするために現場の状況に合わせて足場を組立てる工事です。大変な危険が伴う作業ですので、十分な経験と技術が求められます。建物の工事を行う上で、最も重要な役割を担っているといっても過言ではありません。

アスファルト防水とは、薄いアスファルトシートを数層重ね合わせ、防水層を作る工法をいいます。 溶解したアスファルトは粘着性を持ち、層間を接着させ空間を埋めて水の浸入を防ぐので、防水性能に高い信頼があります。
アスファルト防水の主な特徴には、防水層が厚く防水性能が極めて高いことと、耐久性が高く屋上などの防水工事に最適であることが挙げられます。

シート状に製造されているシート防水は、ビルの屋上や老朽化したプール、急勾配の屋根の補修などさまざまな場所で利用されています。
近年ではシート防水素材の技術も進歩し、空気・湿気を通しても雨風は通さない性質のシートや屋上緑化用のシートなど、様々なバリエーションがあります。

シート防水に比べ、どんな施工面にも対応できる特性と優れた耐久性があります。スポーツ施設や学校、病院や駐車場など、様々な場所に施工が可能です。

コンクリート建造物などに生じる、外壁のひび割れや欠損、浮き等の欠陥部にエポキシ樹脂を注入して接着・補修することで、建物の安全性の確保や耐久性低下を防止することができます。

用途により多様な種類があります。防塵、防水、耐薬、耐熱水、耐放射性、抗菌、帯電防止などの性質があるので、食品工場や医療施設、精密機械工場や駐車場などに施工されます。

コーキングとは機密性や防水性のために、隙間をパテなどで詰める作業のことで、外装・内装とあらゆる部分の建物の主要個所を支えています。別名シーリングともいわれます。

注入工事とは浮き部やひび割れ部にエポキシ樹脂などの注入材で隙間を埋め、剥離や脱落を防止する工法です。
止水工事とは漏水でコンクリートから流出する水を止めるための工法で、セメントやモルタル、水に反応する特殊な止水材などを使用します。
建物に発生した亀裂や浮きをそのまま放置すると漏水や壁が脱落する危険性があり、大きな事故につながりかねないので早急に対処する必要があります。

塗装工事は、塗料を塗り重ねて膜を作る（コーティング）事によって屋根や外壁を腐食から守る工法です。特に屋根は外壁よりも雨風や紫外線などの影響を受けやすいので、耐久性の強い素材を使用する必要があります。適切な時期に塗り替えを行えば、建物の寿命を延ばすことができます。

外壁や屋上にひび割れ（クラック）が発生する原因には、気温・湿気、地震の揺れ、外壁素材の劣化などの理由が考えられます。小さいクラックでも雨水が内部に浸水してしまう恐れがあるので、早急に工事が必要になります。

タイル工事とは、タイル面の汚れを薬品で落としたり、ひび割れや欠落が発生したタイルの張替えや補修をする工法です。建物の躯体に張付けられているタイルは、太陽や風などの影響によって剥離や浮きが生じ、落下することがあります。定期的な補修を行う事によって、このような現象を防ぐことができます。