防水工事とは、建築物の屋根や外壁などに防水処理を施し、水漏れや雨漏りなどの原因で建物内部に水が染み込むのを防ぐ工事のことです。
リートの硬化時や温度変化、地震などによる揺れによってひび割れ(クラック)が生じます。最初は小さかったクラックが年月とともに大きくなっていくと、そこから侵入した雨水が鉄筋部分を腐食させ、建物の耐久性が著しく低下する原因となってしまいます。
水漏れを防ぐ為には、水を通さない・浸透させない防水機能を持った層を建物に取り付ける工事を行う必要があります。定期的に防水工事を行なうことで建物の寿命を長くすることができ、結果的にそこに住む人達の生活や健康を守ることができるのです。
鉄筋コンクリート建造物の寿命は50年くらいだと考えられています。建物の外壁や屋根は常に風や雨にさらされていますので、10年前後が塗り替え時期の目安になります。
建物の痛み具合によってはもっと早めに塗り替える必要があったり、また10年経っても全く問題が無い場合もありますので、実際には塗装のはがれやクラックが目立ってきたら修繕の時期だと考えていいでしょう。